データ層は、JavaScriptプログラミング言語で作成される、いわゆるUniversal Data Object(UDO)を使用して定義されるのが最も一般的です。データ層に含まれているデータの型は非常に多数で多様になる可能性があり、Eコマース取引情報、ウェブ行動データ、およびモバイルアプリケーション使用状況などで構成されています。右の画像は、1つのウェブチャネルが複数のコンポーネントに分割されている様子を示しています。


アプリケーション層は、ライブチャット、分析、パーソナリゼ-ション、ディスプレイ広告など、サイトの機能をサポートする多数のデジタルベンダーで構成されています。

データ層は中間層に位置し、エクスペリエンス層で生じた訪問者のインタラクションデータをアプリケーション層のベンダーに送ります。

エクスペリエンス層は最も目に触れる箇所です。ここで、ユーザーはウェブサイトやモバイルアプリとのインタラクションやエンゲージメントを行います。

タグ管理の主な機能の1つは、より良い顧客エクスペリエンスを提供しようとするデジタルマーケティングベンダーに対して、ウェブ、モバイル、およびその他のデジタルチャネルにおけるインタラクションで収集されたデータを簡単にマッピングできるという点です。データ層が適切に定義されていると、タグ管理システムは、アフィリエイトのトラッキングシステムに使用しているものと同じ方法で、ウェブ分析プロバイダに商品名が送られていることを簡単に確認できます。


データ層が適切に構造化されていると、サポートしているデジタルマーケティングアプリケーション用の共通ディクショナリと、顧客と通信する方法を示すための統一ロードマップの両方として機能できます。顧客インタラクションデータをどのように捉えるかについてのモデルがなければ、共通の定義を中心にして複数のアプリケーションを統合することはできません。データ層は、多数のデジタルマーケティング担当者が達成しようと努力しているオムニチャネルマーケティングの実現するものとして有望です。