パーソナライズされた、適切なオムニチャネルキャンペーンを提供するには、あらゆるデバイスにまたがる消費者行動を統一的に把握することが必要です。Visitor Stitchingがそれを実現します。
VISITOR STITCHINGの利点：
- Webやモバイル、IoTの各チャネルにおける顧客の行動を把握し、コンテンツ制作、サポート、マーチャンダイジング、およびマーケティング施策に最適なデバイスを特定します。
- 主要なマーケティング技術が、最新で完全性が極めて高い、ファーストパーティ訪問者の行動データセットによって活性化されます。
- マーテックツールは、意思決定の改善に必要な主要情報を使用することにより、最大のパフォーマンスを発揮します。
- これまで匿名だった訪問者の行動が、デバイスをまたいだ行動と既知の顧客プロファイルを統合することで、顧客に関する情報の大きな欠落を補うことができます。
デジタルトランスフォーメーションは、オンラインとオフラインのチャネル全体で、パーソナライズされた関連性の高い体験を提供する、真の「顧客重視」の手法を構築しようとしている昨今のビジネスでは重要な取り組みです。しかし、こうした取り組みを実現するには、迅速かつ適切なVisitor Stitching戦略を構築できるツールを手に入れることが必須になります。
一般的な分析データでは、マルチデバイス訪問者のインタラクションについて、3人の異なる人による3回の訪問と見なされても、実際は、それらの訪問は1人の訪問者が異なるデバイスでおこなっていたということがよくあります。データウェアハウスやカスタム統合のビルドを使用して、こうした訪問を相互に結合することもありますが、これらのプロジェクトは高額かつ維持するのが困難な上、結果を得るのに顧客の行動の発生日から数日間、もしくは数週間かかることがあります。幸いなことに、Tealiumが特許を持つVisitor Stitching技術は、同じ人に属する複数のIDを認識し、それらをマルチデバイスの使用状況にリアルタイムでマッピングすることができます。図1をご覧ください。
Webからモバイルまで統合された包括的な顧客プロファイルなどを構築
Tealium AudienceStream™を使用して、ユーザープロセスをその顧客のすべてのデバイスにマッピングし、キャンペーンの計画や分析に不可欠な統一ビューを得ることができます。ユーザーが貴社ブランドと関わりを持った瞬間から、新しいプロファイルが作成されます。時間の経過とともに、より多くのデータがそのプロファイルに関連付けられ、識別子に基づいて他のプロファイルが作成されます。プロファイル間のIDが一致すると、これらのIDは自動的につなぎ合わされ、リアルタイムに再構築されて、複数のデバイスや場所にわたる顧客のブランドエンゲージメントに関する詳細ビューに反映されます。
これらの包括的なプロファイルは、あらゆるブランドエンゲージメントが構築される基盤になります。移動およびアクセス可能な顧客のシングルビューがあれば、企業は、真の「顧客重視」アプローチで活動できるようになります。
つなぎ合わされたプロファイルにリアルタイムでアクセス
AudienceStreamは、既知の訪問者プロファイルの中から一致する識別子を積極的に探すだけではなく、それらをリアルタイムで結びつけます。新たに結びつけられたプロファイルに基づいて即座に行動に移れるため、パーソナライゼーション、リマーケティング、およびリターゲティングのアクションをよりパーソナライズして、かつ効果的におこなえます。
特許取得済みのStitching手法
Tealiumが特許を持つVisitor Stitchingの手法では、2つ以上のプロファイルのデータを1つにまとめるだけではありません。最も正確な統合プロファイルを実現するため、プロファイルをつなぎ合わせるときに、カスタマージャーニーの順序を考慮してプロファイルを構築できるように、Tealium独自の技術で、つなぎ合わせた各プロファイルのデータを、当初の並びになるよう「リプレイ」します。得られたデータを、インサイトで絶え間なく強化するビジネスルールと当手法を組み合わせることで、ブランドや企業は、市場での差別化を図る一貫したブランド体験を構築できます。
訪問者IDの包括的なコレクションを取得
あらゆる場所やプラットフォームは、包括的なプロファイルの構築や複数デバイスにわたるユーザーのターゲティングに有用な、独自の訪問者IDを使用しています。Tealiumは、Facebook、Amazon、Twitter、LinkedIn、Google Plusなど、多種多様なソースからの訪問者IDをトラッキングします。既知のIDにマッチングすると、訪問者、訪問者の行動、およびデバイスが自動的に結びつけられます。その後、AudienceStreamによって、これらのプロファイルベースの属性を使用してアクションを起こし、独自のオーディエンスを作成することで、ユーザーのモバイルデバイスからデスクトップまでをカバーする、有力なオムニチャネルキャンペーンを促進することができます。
