毎年3月8日に開催される国際女性の日は、女性の文化的、政治的、社会経済的な功績を記念した日です。20世紀初頭に起きた北米やヨーロッパの労働運動が原因で1977年の国連採択後、世界で主流の祝日になりました。
そこでTealiumは、テクノロジー業界で働く女性を祝うために、地域やタイムゾーンに合わせて2つのグローバルイベントを開催しました。Tealiumの首脳陣、Tealiumの顧客、そして世界中の知能溢れる女性たちが、逆境を克服し、複雑な組織構造を舵取りした話を私たちに語ってくれました。このイベントのテーマは、すべての人にとってより良い、より平等な未来を、どのようにサポートできるかを探ることです。
基本方針について講演したのは元UPS社長のローズマリー・ターナーでした。勤勉な女性で、大学の学費を支払うためにカリフォルニア州コンプトンの会社に入社しました。ローズマリーは40年にわたって出世街道を歩み続け、最終的に様々な地域で社長を歴任し、広大な北カリフォルニア地域を統括しました。彼女は男性優位の環境で働くことで、さまざまな環境・状況に対しても適応して生き延びる力(レジリエンス)を身につけました。当初、ローズマリーは人々から尊敬される人間になろうとしていました。しかし最終的には、利益と損益をうまく管理して仕事に励むことで、ビジネスは成長し、かつ尊敬も得られるということを知りました。ローズマリーは、企業が国際女性の日を受け入れ、女性の労働問題と向き合うことを提唱しています。ローズマリーのように女性が優れたリーダーになるためには、事業と戦略を使って思いやりと共感を結びつける必要があります。
他の女性たちも同様に元気づけられるものでした。イベントに参加した女性たちのパネルディスカッションでは、チャンスをつかむこと、やめることを前提に仕事を選ばないことなどについて話されました。このような議論を重ねることで、女性の多様性と包括性を支持することができます。Tealiumの男性リーダーたちも、誰もが快適で支持されていると感じられる文化を構築するために、会社や自分自身ができることについて議論を交わしました。
新型コロナの影響で2020年は特に女性にとって厳しい年でした。このパンデミックは、働く女性がすでに直面していた問題をさらに悪化させ、多くの女性が離職または会社を去ることを余儀なくされました。結果、将来の女性リーダーへのパイプラインは1年足らずで減少してしまいした。Tealiumは、女性が成功できると感じる、より柔軟で親密な職場を構築している企業のひとつです。ジェンダーの多様性に改善の余地はありますが、経営陣は平等かつ包括的な文化の構築に取り込んでいます。
「上げ潮はすべての船を持ち上げる」――です。