デジタルマーケティングの分野では、さまざまなモバイルテクノロジーが使われているため、増え続ける頭字語や用語をすべて覚えていくのは面倒かもしれません。Tealiumが、IoTにおけるOTTとAPKのSDKに関連する用語の理解をお手伝いします。
アクイジションの追跡
アクイジションの追跡は、アプリベンダーが広告キャンペーンの成功を追跡して、ユーザーにアプリのインストールを促す方法です。企業がアプリの広告で、広告内のリンクに特別な追跡パラメータを追加します。これにより、アプリがインストールされると、アプリ開発者はこの情報を取得できます。このデータを分析ツールや他のビジネスインテリジェンス(BI)ツールに送信して分析することもできます。
ティーリアムとの関係性:ティーリアムは、AndroidおよびiOS用のアクイジション追跡モジュールを提供します。ティーリアムは、Adobe Analytics、Tune、Kochavaなどのサードパーティのアクイジション追跡ソリューションへのデータ送信もできます。
参考文献
AdobeAnalyticsによるモバイルアプリのダウンロード追跡
Angular
AngularはGoogleによって開発および管理されています。バージョン2.0までは、AngularJSと呼ばれていましたが、新しいバージョンはただAngularと呼ばれています。Angularは、動的ウェブアプリ開発用のJavaScriptフレームワークで、Ionicなど一部のハイブリッドアプリ開発フレームワークでも使用されます。
ティーリアムとの関係性: ティーリアムは、ティーリアムiQタグ管理でAngularの統合が可能です。
APK
APK(Androidアプリケーションパッケージ)ファイルは、Androidアプリ配布用のファイル形式です。これはZIPファイルの様に、Androidアプリをインストールし実行する全コードを含んでいます。 正規アプリは通常GooglePlayストアから直接インストールされるため、ユーザーは通常、APKファイルを直接使いません。アプリをPlayストアに公開する前に、リリーステストのため、開発者がお客様にインストールしてもらうAPKファイルを共有することがあります。
ティーリアムとの関係性:マーケターは、ティーリアム Mobile SDKのデプロイのテスト用に、アプリ開発者からテスト用にビルドしたAPKファイルを受け取ることがよくあります。
参考文献
Androidアプリケーションパッケージ
アプリケーションライフサイクル(追跡)
アプリケーションのライフサイクルとは、ユーザーがアプリの起動から終了まで、デバイス上でアプリがどのように「実行」されるかを指します。基本的には、アプリケーションのライフサイクルで重要な4つの状態には、起動、終了、バックグラウンド(別のアプリまたはホーム画面に切り替えた場合)とフォアグラウンド(以前にアプリをバックグラウンドにした後アプリに戻る場合)があります。一部の分析ツールは、アプリケーションのライフサイクルと、ユーザーがアプリで費やした合計時間などのイベントで生じる指標に基づいてレポートを提供します。
ティーリアムとの関係性: AndroidおよびiOS向けのティーリアムのモバイルSDKはすべて、ライフサイクル追跡モジュールを含むことで、ライフサイクルイベントと関連する指標を自動的に追跡できます。
参考文献:
Androidアプリにティーリアムを追加する
iOSアプリにティーリアムを追加する
iOSアプリにティーリアムを追加する 02
AdobeAnalyticsコネクタのライフサイクルマッピング
Swiftモジュールのライフサイクル
Android用ライフサイクル追跡モジュール
iOS用ライフサイクル追跡モジュール
Beacon
ビーコンは、Bluetooth Low Energy(BLE / 別名:Bluetooth Smart)デバイスで、主に屋内の細かい位置と近接追跡に使用されます。ビーコンは、Bluetoothを使い永続的にハードウェア識別子を送信します。これを、近くのBluetooth対応デバイスが取得して、興味のある場所に対するデバイスの位置を特定します。ビーコンは「iBeacons」とも呼ばれます。これは、AppleデバイスでサポートされているビーコンプロトコルのAppleの商標名です。Googleで同様なものはEddystoneプロトコルです。ビーコンハードウェアディストリビューターは通常、すべての主要なプラットフォーム(Android、iOS、Windows)でEddystoneとiBeacon™をサポートしています。
参考文献:
Bluetooth Low Energy ビーコン
Estimote(Estimoteはビーコンハードウェアおよびソフトウェアの開発メーカーの1社)
iBeacon
Eddystone
クラッシュ追跡
アプリが予期せず終了すると、クラッシュしたと言われます。クラッシュは通常、アプリのコードバグによって発生します。バグ追跡は困難な場合があり、デバイスで常に再現できるとは限りません。特に、多くのデバイスメーカーがあるAndroidでは再現が難しくなります。クラッシュ追跡は開発者に、コードがアプリをクラッシュさせた原因(通常は正確な行番号まで)に関する情報を提供します。この情報はアプリを品質向上し、ユーザーのイライラを減らします。
ティーリアムとの関係性:ティーリアムは、AndroidおよびiOS向けのクラッシュ追跡機能をオプションで提供します。
参考文献:
New Relic Mobileクラッシュ追跡コネクタのセットアップガイド
Android用クラッシュレポーターモジュール
Swift用クラッシュレポーターモジュール
クロスプラットフォームフレームワーク
クロスプラットフォームフレームワークは、同じアプリで異なるオペレーティングシステムとデバイスをサポートするコードの量を減らすよう設計されています。 このため、開発者は既存のスキルを使いネイティブアプリを構築できます。これには、かなりのスピードとコスト削減のメリットがあります。記述されたコードの大部分は、すべての主要なプラットフォームで使用でき、プラットフォーム固有のコードはごくわずかです(場合によってはまったく不要)。
一般的なフレームワークは次のとおりです。
- Cordova
- Ionic
- Monaca
- Onsen UI
- Xamarin
- Appcelerator Titanium
- React Native
ティーリアムとの関係性:ティーリアムで、主要なクロスプラットフォーム開発用フレームワークを統合できます。詳細については、統合ページをご参照ください。
参考文献:
ティーリアムの学習コミュニティ(全統合に関するドキュメントのインデックスページへのリンク)
データレイヤー
モバイルアプリのデータレイヤーは、従来のウェブサイトのデータレイヤーと同じ原則に従います。これは、ユーザーがアプリで実行するアクションに関する標準のデータセットを提供します。 “screen_name”、“hashed_user_email”、 “order_id”など、技術ユーザーと非技術ユーザーの両方が理解できる、明確な意味を持つキー名である必要があります。アプリ開発開始時に適切なデータレイヤーを定義することで、分析要件が変更されたときに将来のコードの変更を減らすことができます。「データが多すぎる」ということはありません。 必要なければ後で削除できますが、不足して後で追加することは、非常に大変です。
ティーリアムとの関係性: モバイルアプリのデータレイヤーで、ティーリアムiQやCDHでアクションをトリガーできます。
参考文献:
モバイルのためのデータレイヤー
データレイヤー変数
ディープリンク
ディープリンクはユーザーをアプリの特定の部分に直接リンクする特別なハイパーリンクです(たとえば、eコマースアプリの[注文]、または特別提供品など)。
ティーリアムとの関係性:ディープリンクは、当社SDK内で利用可能なティーリアムのイベント追跡方法により追跡できます。
参考文献:
Swift 追跡クイックスタートガイド
Androidアプリにティーリアムを追加する
デジタルウォレット
これは、Apple Pay、Android Pay、Samsung Payなど、クレジットカードや現金を使わず、モバイルデバイスで商品やサービスの支払いを提供するサービスです。
ティーリアムとの関係性:ティーリアムでは、Firebaseが単一製品として見なされることがあります。通常、これはFirebase Cloud Messaging(FCM)、Google Analytics for Firebase(以前のFirebase Analytics)のいずれかを指します。ティーリアムは、FCMとGoogle Analytics for Firebaseの統合オプションを提供します。
参考文献:
Firebase Cloud Messaging 接続またはセットアップガイド
Firebase用のGoogle Analytics モバイル統合ガイド
ジオフェンシング
ジオフェンシングでは特定の地理的領域の周囲に仮想の「フェンス」を設定し、ユーザーがその領域に出入りするときにアクションを実行できます。例として、マートホームデバイス/アプリはジオフェンシングを使用して、ユーザーが今自宅にいるかどうかを判断したり、小売業者はユーザーが店舗の近くにいるかどうかを調べ、特別提供品をユーザーに売り込んだりできます。
ティーリアムとの関係性: ティーリアムのCDHは、ジオフェンシングデータを使用して、アクションとコネクタをトリガーできます。たとえば、ユーザーが関心のある決められた場所の近くにいるときのプッシュメッセージのコネクタなどがあります。
ハイブリッドアプリ
「ハイブリッドアプリ」という用語は、さまざまな状況で使用できます。最も一般的なものは次のとおりです。
- ほとんどがネイティブコードで記述されているものの、一部のWebコンポーネントも含むアプリ(たとえば、アプリの残りの部分はネイティブでありながら、eコマースアプリの清算フローがWebviewに実装される場合)。
- Cordovaなど、前述のクロスプラットフォームフレームワークの1つを使用して記述されたアプリ。
IoT/コネクテッドデバイス
「モノのインターネット」とは、自動車、ウェアラブル、セキュリティシステム、スマートプラグ、スマート電灯、その他、インターネットに接続されているすべてのデバイスを表す一般的な用語です。
ティーリアムとの関係性: ティーリアムにはSDKとオープンAPIがあり、ティーリアムの技術をほとんどのインターネットコネクテッドデバイスと統合できます。
IPA
Android用のAPKファイルと同様に、IPA(iOSアプリ)ファイルは、iOSアプリのインストールと実行を行うAppleの配布可能なファイル形式です。 アプリは通常AppleのApp Storeからインストールするため、ユーザーはIPAファイルを直接使うことはありません。場合によっては、開発者がリリース前のテストにIPAファイルをユーザーに直接配布することがあります。これはiTunesでインストールできます。
ティーリアムとの関係性: マーケターは、アプリ開発者から、アプリのテスト用にビルドしたIPAファイル形式を受け取り、ティーリアム Mobile SDKのデプロイをテストすることがあります。
機械学習(ML)
機械学習では、特別なコンピューターアルゴリズムを使用して、同様のデータセットに関する事前の知識に基づいてデータを予測します。 ほとんどの機械学習アルゴリズムは、新しいデータを受信するたびに予測を継続的に適応・調整しており、デジタルマーケターにとって非常に強力なものです。
MBAAS
Mobile Backend As A Serviceとは、通常はアプリベンダーがホストする、一元化された主要アプリのバックエンドサービスを提供する製品です。例としては、データベース、プッシュメッセージ、クラッシュレポート、メッセージング、認証、ファイルストレージ/ホスティングなどがあります。
Firebase
正確には、FirebaseはMBAASプロバイダーですが、一般的に誤解されているため、ここでは別のアイテムとして記述しました。Firebaseは、それ自体が一つの製品ではなく、一式の製品です。以下によって構成されます:
- リアルタイムデータベース
- Crashlytics
- Crash Reporting(Crashlytics優先のため非推奨になりました)
- Firebase Cloud Messaging
- Cloud Firestore
- 認証
- クラウド機能
- クラウドストレージ
- ホスティング
- Android向けの Test Lab
- パフォーマンス監視
- 予測
- 動的リンク
- リモート構成
- 招待
- アプリのインデックス作成
- AdMob
- Adwords
- Firebase向けGoogle Analytics
Firebaseが提供する製品の完全で最新のリストについては、リンクをご覧ください。
ティーリアムとの関係性:ティーリアムは、GoogleのFirebaseなどの多くのMBAASプロバイダーと統合可能です。
モバイルアプリのパーソナライゼーション
アプリ内パーソナライゼーションは、通常、過去の行動の分析を通じて収集した情報に基づき、各アプリユーザーに独自のエクスペリエンスを提供するために行われます。
ティーリアムとの関係性: カスタマーデータハブ (CDH) の一部であるティーリアムのAudienceStreamは、データレイヤーエンリッチメントで既知ユーザーの訪問者プロファイルへのアクセスを提供します。これにより、あらゆるチャネル(Web、オフライン、モバイルアプリ)での過去の行動に基づきユーザーエクスペリエンスをパーソナライズできます。
モバイルファースト
この用語は、従来のWebサイトよりもモバイルデバイスのユーザーのエクスペリエンスを優先する企業を表します。多くの場合、モバイルファーストの企業はウェブベースのアプリを使用せず、モバイルアプリのみを提供します。 理論的には、これにより、可能な限り最高のモバイルアプリエクスペリエンの提供に集中できます。この傾向は、新しいテクノロジーと顧客サービスに焦点を当て、若者層にビジネスを売り込むことで従来の銀行機関に対抗するネット銀行に共通してみられるようです。
モバイル発行設定(MPS)
これは、アプリストアへのデプロイ後、ティーリアムSDKの動きをオンザフライで変更できるリモート設定オプションのティーリアム用語です。これは、たとえば、契約に新しいティーリアム製品を追加する場合に、必要に応じてSDKの機能を有効または無効にするのに便利です。
参考文献:
モバイルプッシュ設定
モバイルタグ管理
モバイルタグ管理とは、従来のウェブサイトと同様、分析/広告タグのクライアント側(デバイス上)での配信を指します。データはユーザーデバイスのデータレイヤーから収集され、サードパーティの分析/広告ベンダーに直接送信されます。
ティーリアムとの関係性:Tealium iQはティーリアムのタグ管理ソリューションで、モバイルSDKを使用してAndroidとiOSに簡単に展開できます。モバイルアプリでTealium iQタグ管理を使用すると、必要なサードパーティSDKが少なくなるため、分析やその他のデータ収集ツール導入時間を大幅に節約でき、アプリのリソースのフットプリントを削減できます。
参考文献:
一般的なモバイルの概念
ネイティブアプリ
実行するプラットフォーム/オペレーティングシステムに完全にネイティブなコードで記述されたアプリ。ネイティブアプリは、Androidの場合はJavaとKotlin、iOSの場合はObjective-CとSwift(場合によってはC / C ++)、Windowsの場合はC#で記述できます。
ティーリアムとの関係性: ティーリアムは、ネイティブSDKを通じてすべての主要プラットフォームをサポートします。
参考文献:
ティーリアムの学習コミュニティ
Nearable
Estimote 株式会社によって造られた用語で、さまざまな低電力センサーでタグ付けされる日常的アイテムを表します。通常はBluetooth Low Energy(BLE)テクノロジーにより、近くのデバイスがそのアイテムに関するコンテキスト情報(およその場所など)を取得できるようにします。モバイルデバイスは、AppleのiBeaconプロトコルまたはGoogleのEddystoneを使用してNearablesと通信します。小売業では、Nearablesテクノロジーを使用して、顧客が店舗で見ている商品に関する詳細情報を、顧客のスマートフォン内のアプリで顧客に提供します。
ティーリアムとの関係性:ティーリアムのカスタマーデータハブ (CDH)は、Beacons / Nearablesによるデータを使用して、ハイパーパーソナライズされたアプリ内エクスペリエンスを提供します。
参考文献:
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Objective-C
Objective Cは、iOSアプリケーションの開発に使用する2つの主要なプログラミング言語の1つです。
ボーナスファクト: Objective-Cのメソッド(関数呼び出し)とデータ型の前には、「NeXTSTEP」を表す文字「NS」が付いています。これは当初、NeXTSTEPが古いObjective-Cコードとの互換性を維持しつつ、単純な形式の名前空間(Objective-Cには一般的に無い機能)としてObjective-Cを拡張するためでした。
ティーリアムとの関係性:ティーリアムには、Objective-CベースのiOS、tvOSと、watchOSアプリ用のSDKがあり、ティーリアムを簡単に統合できます。
OTT
オーバーザトップとは、衛星やケーブルなどの従来の方法とは異なり、インターネットで配信するデジタルメディアサービスです。また、セルラーネットワークのプロバイダーではない、サードパーティが配信するAppleのiMessageやWhatsAppなどのメッセージングや音声サービスの通信コンテキストで適用されることもあります。
ティーリアムとの関係性:ティーリアムには、Roku、Android TV、AppleTVなどのさまざまなOTTデバイス用のSDKがあります。他のデバイスは、ジェネリック型 HTTP APIを利用できます。
参考文献:
Rokuのためのティーリアム
tvOSのためのティーリアム
Androidアプリにティーリアムを追加する
永続ストレージ
揮発性ストレージに似ていますが、より永続的です。 永続データとは、ハードディスクに保存されるデータで、アプリを閉じても、次回のアプリの起動時に利用できます。
ティーリアムとの関係性:ティーリアムのSDKのほとんどが、各トラッキングコールで永続データを自動的に送信する、永続ストレージAPIを提供します。
参考文献:
Swiftモジュールの永続データ
一般的なモバイルの概念
プッシュ通知
プッシュ通知は、モバイルOSが提供するサービスを利用して、ユーザーのデバイスに直接メッセージを送信します。OSがメッセージング自体を処理するため、アプリが実行されていないときでも、プッシュメッセージをいつでも送受信できます。
ティーリアムとの関係性:ティーリアムは、市場をリードする多くのプッシュメッセージのプロバイダーを統合しており、ティーリアムカスタマーデータハブに保持している情報に基づく特定のメッセージを使いユーザーをターゲットにします。
参考文献:
Firebase Cloud Messaging コネクターセットアップガイド
React
Reactは、ユーザーインターフェイスを構築するJavaScriptライブラリです。これは、オープンソースプロジェクトとしてFacebookにより開発および管理されています。
React Native
React NativeはReactの拡張版で、ReactのフレームワークによりAndroidおよびiOS用のネイティブアプリを構築できます。Webviewを使う他のJavaScriptベースのモバイルアプリフレームワークと違い、React Nativeはネイティブアプリのコンポーネントを使うため、ユーザーは、アプリがReactで記述されていることがわかりません。
リモートコマンド
これは、Tealium iQタグ管理からネイティブコードの指定されたブロック(Androidの場合はJava、Objective-C、iOSの場合はSwift)を呼び出すためにSDKで提供されるメソッドのティーリアム用語です。これにより、ティーリアムは、データを受信するJavaScriptまたはサーバーサイドAPIを持たない、ネイティブモバイルSDKが唯一の選択肢である一部のサードパーティSDKとも統合できます。
参考文献:
Swiftモジュールのリモートコマンド
Firebase Cloud Messaging コネクターセットアップガイド
SDK /ライブラリ
SDK(ソフトウェア開発キット)とライブラリという用語は同じ意味で使用される場合があります。SDKは、通常はサードパーティベンダーが配布するソフトウェアのパッケージで、アプリ開発者がある機能を最初から開発しなくて済むように、すばやく実装できるようにします。
ティーリアムとの関係性:ティーリアムは、次のような多数の異なるデバイス間で異なるプラットフォームをサポートするSDKを配布しています。
- Cordova
- Ionic
- Roku
- Java
- Swift
- Objective-C
- Android
- Windows 8
- Windows 10
- Kotlin
- Xamarin
- React Native
参考文献:
ティーリアムのラーニングコミュニティ
SDKの削減
アプリ内のサードパーティSDKの総数を減らすことができる技術。
ティーリアムとの関係性:ティーリアムは、ネイティブSDK無しで、一部のサードパーティのマーケティングテクノロジーや分析ツールと連携できます。これにより、アプリ開発者が実装すべきトラッキングコードの量が減り、将来のアプリリリース時に費やす時間を節約できるので、サードパーティによるSDKのアップグレードを恐れる必要がありません。一部のベンダーは、自社製品で利用可能なすべての機能(プッシュメッセージングなど)をサポートのため、アプリへのSDK組み込みを必須にしています。
SPA(シングルページアプリケーション)
SPAは、1つのHTMLページでできており、これはユーザーの操作によって動的に更新されます。人気のあるSPAフレームワークには、Ember.jsとAngularがあります。ReactJSはSPAフレームワークと一部共通点があり、SPAの一部として使用できますが、それ自体はSPAフレームワークではありません。
Swift
Swiftは、Appleの技術者によってゼロから設計された、Appleの最新プログラミング言語です。Swiftは2014年に導入され、iOS、tvOS、watchOS、macOS、macOSServerなどのAppleのさまざまなプラットフォームでアプリケーションを構築するためのデファクトスタンダードプログラミング言語としてObjective-C言語を継承するように設計されました。オープンソースのコードベースと、アクセス可能で理解しやすい構文により、Objective-Cに取って代わりつつあります。SwiftとObjective-Cは、同じアプリ内で問題なく共存でき、完全に相互利用できるため、アプリ開発者は時間をかけてゆっくりとコードを移行できます。
ティーリアムとの関係性:ティーリアムは、ティーリアムのCDHおよびTealium iQ製品をサポートするSwift SDKを提供します。
スウィズリング
この用語はiOSアプリ開発に固有のものですが、スウィズルのような動作の説明に他のプラットフォームでも拡張して使用されることがあります。スウィズリングは、Objective-Cランタイム(ネイティブのObjective-CのアプリをiDeviceで実行可能にする「管理センター」)の機能で、新機能のために、デフォルト機能を実行時に動的に切り替えることができます。一部のサードパーティの分析SDKは、これを使い、アプリ開発者が特定のコードを記述することなく、SDKをすばやく簡単に実装する方法を提供します(たとえば、プッシュ通知トークンのベンダーのサーバーへの送信)。スウィズリングはリスクを伴う可能性があるため、使用しないことをお勧めします。
ティーリアムとの関係性:アプリ追跡要件は慎重に検討してください。また、ユーザーのアクションを追跡する必要がある場合はいつでもティーリアム APIを明確に呼び出すため、スウィズリングは不要です。
参考文献:
Swiftモジュールの自動追跡
トラッキングコール
トラッキングコールは、ティーリアムトラッキングAPI、またはアプリから情報収集用に設計された他のサードパーティAPIを呼び出すように設計されたコードです。 通常、追跡するインタラクションに関するメタデータを含むキーと値がペアの「辞書」で構成されます。
ティーリアムとの関係性:ティーリアム APIは、データをティーリアムのCDHに送信し、Tealium iQのクライアント側でタグや拡張機能を起動するために使えるようにする簡単な追跡方法/機能を提供します。
参考文献:
一般的なモバイルの概念
揮発性ストレージ
アプリの実行中に一時的にデータを保存する方法で、アプリを閉じると破棄されます。例えば、ユーザーがアプリを起動するたびに変更されるセッションIDがあります。
ティーリアムとの関係性:ティーリアムのSDKは揮発性ストレージAPIを提供し、すべての揮発性データは、ティーリアムAPIを通じた送信トラッキングコールのたびに送信されます。その後、トラッキングコールに提供する追加データと結合されます。
参考文献:
Swiftモジュールの揮発性データ
Webview
Webbviewは、ユーザーをデバイスの既定のブラウザに誘導せずに、HTML / Webコンテンツをアプリに埋め込む方法です。通常のウェブブラウザのコントロール(次に進む、戻る、アドレスバー、履歴)が非表示で、アプリが管理するシームレスなエクスペリエンスを提供します。Webviewは、eコマースアプリで精算/購入プロセスに入るときによく見られます。カートに商品を追加後、アプリはウェブの清算プロセスに切り替わり、会社の既存の支払い方法と様々な支払いベンダー(PayPal、Amazon、WorldPayなど)を統合します。
ティーリアムとの関係性:AndroidとiOS向けのティーリアムのSDKは、バックグラウンドでティーリアム EventstreamおよびAudienceStreamへのデータ送信や、レンダリングされていないWebViewでのティーリアムのタグ管理サービスの実行をリモートで構成可能にします。
参考文献:
Swiftモジュールタグ管理
モバイル用語の詳細については次を参照
一般的なモバイルの概念に関するティーリアムの学習コミュニティ記事