2020年は世界で、特にマーケターにとっては激動の年となりました。2022年にはサードパーティCookieの廃止が発表される予定で、カリフォルニア州プライバシー権利法(CPRA)により、取り組むべきデータプライバシーに関する規則が増えました。しかし、これらすべての変化に対処しなければならないにも関わらず、急激な経済不況のために予算は削減され、デジタルライフは難しくなっています。
マーケターはどのように対応したのでしょうか?Tealiumはそれを知るために、旅行、ホスピタリティ、金融、小売、ヘルスケア業界の米国のマーケター300人を対象に調査を実施しました。
最も注目すべき発見として、2020年に起きた多くの課題に対するマーケターの取り組みで、CDPが不可欠であることがわかリました。事実、回答者の68%が2025年もCDPは必須のテクノロジーであると答えていますが、2020年の「State of the CDP Report」ではたった57%でした。
この数字の増加には驚きませんでしたが、この数字の意味と、マーケターがこの奇妙な一年を生き延び成功するために何を重視しているのか知りたいと思いました。
下記の「2021 State of the CDP Report」の調査結果を見て、優れたマーケティングのプロが2021年以降、この強力なテクノロジーをどう活用できるかをご確認ください。
マーテックの予算は増加している
- 89%のマーケターが、2021年には2020年よりも技術への支出を増やし、約3分の1(32%)が大幅に増加するとしています!
- これは、マーケターがパンデミック期間中に予算が削減されても、CDPへの投資を継続したという事実を裏付け、サードパーティCookie喪失への対処で、CDPが中心的な役割を果たしていることを示しています。
次に、パンデミックによって決定的に重要となった4つのマーケティングの優先事項を見てみましょう。
プライバシーは最優先事項
- 顧客データの保護向上は、2021年にマーケターがテクノロジーを使って達成したい成果の第一位です。
- つまり、マーケターは、HIPAAのような既存のデータプライバシー規則に加えて、新しい規則の管理には、高度なテクノロジーソリューションが必要なことがわかっています。
- 2021年、進化する規制を継続的に管理するために、CDPは注目を集めるでしょう。
ベンダーの中立性は当たり前ではない
- マーケターの半数以上(53%)が、マーテクスタックは、他のソリューションとの互換性が少ない1つのベンダーソリューションで構成されたガーデンウォールであることに強く同意しています。
- これは、業界をリードするツールがシームレスな統合を実現できることを意味します。
統合の難しさは普通
- マーケターのほぼ3分の2(62%)が新しいサードパーティソリューションのマーテクスタックへの統合は難しいと言っています
- ファーストパーティデータがマーケティング戦略の中心になるにつれ、CDPは、マーテクスタックの中心になってきています。つまり、組織全体でより多くのソリューションと統合する必要があり、簡単に素早く必要があります。
- つまり、マーケターはCDPに対してさらに多くのことを要求しています。残念なことに、多くのマーケターが既存のソリューションでは実現できないと感じています。
ブランドがCDPに求めている4つの改善点を確認しましょう。
AIはマーケターの計画の中心
- AI機能は2021年のマーケティング優先事項を達成するために極めて重要であると、89%のマーケターが言っています。
- つまり、優れた顧客体験をより迅速に提供する必要 があるため、マーケターには、AIと機械学習機能の活用が求められています。
タイムトゥバリューに対するマーケターの期待に応えるCDPはごく一部
- マーケターの大多数(57%)は、マーテクソリューションによる6ヶ月以内のROI実現を期待していますが、実際はCDPの3分の1未満(30%)しか実現されていません。
- マーテクスタックの複雑さが増えると、定量化が難しくなり、CD Pの収益に影響を与え、タイムトゥバリュー(価値化までの時間)も長くなります。
2021年以降、CDPはますますマーテクスタックの基盤になるでしょう。新しい規制に柔軟に対応し、顧客獲得と維持戦略を支え続け、強力なAIと機械学習機能を実現します。
成功をおさめるには、ベンダーニュートラルで予測インサイトを提供し、データプライバシーを保護するCDPを探す必要があります。
他のマーケターが適切な技術に投資して、将来のためにどのような戦略的計画を立てているか知りたくないですか?2021 State of the CDP Report ご一読いただき、2021年を記録的な業績の年にしましょう!