ティーリアムジャパン株式会社(米国本社:サンディエゴ、日本法人:東京都渋谷区、以下:ティーリアム)は本日、LINE株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:出澤 剛、以下:LINE)が提供しているLINE公式アカウントの「オーディエンス」機能との連携開始を発表します。ティーリアムの日本市場を含むアジア全域における既存ユーザーは、本連携機能を追加料金なしで利用することができます。

LINE公式アカウントのオーナーである企業・店舗は、「オーディエンス」機能を利用して配信対象の属性を絞り込むことで、メッセージ配信、ステップ配信において詳細なターゲティングを行うことができます。今回の連携により、ティーリアムのCDP(カスタマーデータプラットフォーム)側で作成したオーディエンスをLINE公式アカウントで活用できるようになりました。ティーリアムのCDPは、ウェブサイトやアプリケーションなどにおけるユーザーの行動、そして過去の購買履歴などをリアルタイムに追跡してオーディエンスを識別するため、より迅速かつユーザーにとって関連性高く、適切なタイミングでのメッセージ配信が可能になります。

2022年8月時点で国内での認証済アクティブアカウント数*1が39万を超えるLINE公式アカウントは、「友だち」となっているユーザーに対して企業や店舗がメッセージ配信を行うことができる法人向けアカウントサービスです。企業規模を問わず、飲食店から理美容、製造販売、EC、金融、不動産、医療まで幅広い業界・業種で活用されており、売上拡大、カスタマーサポート、顧客関係構築など利用目的も多岐にわたります。

デジタルマーケティングにおけるLINEの重要性を早期から認識していたティーリアムは、2017年にLINEのMessaging APIとの連携は開始しており、これまでもLINEを経由したメッセージ配信自体は行うことができました。今回の連携強化では、LINEの「オーディエンス」機能に、高いリアルタイム性を持つティーリアムの顧客インサイトを反映することが可能となったため、より受け手にとって関連性高く、パーソナライズされた顧客体験を演出することができます。

【活用シーンの例】

  • ユーザーの関心が高い商品の入荷のお知らせや、購入履歴があるユーザーにフラッシュセール情報を配信するなど、詳細なマーティングシナリオに柔軟に対応。
  • サイトやアプリの使い方に迷っているユーザーに対して、サポートを提供するメッセージをタイムリーに配信。

ティーリアムジャパンのカントリーマネージャー、酒井秀樹は、以下のように述べています。

「LINEのビジネス向けソリューションと当社のデータエンジンの融合を通じて、お客様ごとにパーソナライズされたカスタマーエクスペリエンスの提供が実現できることを大変嬉しく思います。すでに到来しているOMO時代においてカスタマーエクスペリエンスを向上するには、リアルタイムなアプローチがますます重要になり、従来のバッチ処理方式ではタイミングを逸してしまいます。ティーリアムジャパンは、LINEとの連携を通じてさらなる価値を提供し、日本のパートナー企業とお客様との共創を進めてまいります。」

*1 LINE社調べ 月に1度以上メッセージ配信またはユーザーへの返信を行った認証済アカウントの合計数

 

Tealiumについて
Tealiumは、Web、モバイル、オフライン、IoT等からの顧客データをつなぎ、企業と顧客とのつながり強化を支援します。Tealiumのすぐに使える統合エコシステムは、1,300以上のシステムやサービスとの接続機能を標準で備えています。企業やブランドが完全かつリアルタイムで顧客データを活用できる環境作りに貢献します。
Tealiumが提供する機械学習を備えたカスタマーデータプラットフォーム(CDP)、タグマネジメント、APIハブは、顧客データをより実用的で価値のあるものにするソリューションで構成されており、プライバシーに準拠した安全な運用が可能です。
世界で850社以上の大手企業が、Tealiumに信頼を寄せ自社の顧客データ戦略強化に活用しています。詳細については、https://tealium.com/ja/ をご覧ください。

 

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