DATASHEET: CDP + DMP

CDPとDMP : 主な違い、利点、および共存の仕方

優れたマーテクスタックを推進するより良い協力関係

CDPとDMP

時代の先を行き、今日の急速に変化する消費者市場で競争優位に立ちたいと考えている企業は、顧客をすべての活動の中心にしなければならないことを知っています。これは、適切なタイミングで適切な体験を提供するためです。これには、関連したマーケティングのタッチポイントおよびチャネル全体で、リアルタイムデータが得られ、そのデータが相関性を持って、個人に結び付けられることが必要です。

ブランドは顧客データの収集、関連付け、および管理をするために、カスタマーデータプラットフォーム (CDP) およびデータマネジメントプラットフォーム (DMP) に注目しています。しかし、現在のプラットフォームの機能と比較してみて、多くの人が、それぞれのテクノロジーがどのようなもので、どちらのソリューションが自社に適しているのか困惑しています。また、両方が必要な場合があります。

CDPとDMPの違いは何でしょうか?一方にあって他方にないメリットは何でしょうか?それらは一緒に機能しますか、それとも別々に機能しますか?企業はマーテクスタックに両方を含める必要があるでしょうか?ここでは、それぞれのソリューションの主な違いについて説明します。これにより、お客様にとって最適な選択肢がわかります。

CDPとは?
カスタマーデータプラットフォーム (CDP) は、複数のチャネル、デバイス、およびテクノロジーにわたって顧客データを収集、相互関連付け、活用するためのサービスです。CDPはシングルカスタマ―ビューを提供し、複数部門、ツール、スキルセット、および機能にまたがる強力なデータ利用を可能にします。CDPは、企業がすべての場面でリアルタイムに利用できる一元化されたデータを作成します。

DMPとは?
データマネジメントプラットフォーム (DMP) は、Webサイトの行動データを集約し分類し、それをもとにセグメントを構築します。セグメントは、ファーストパーティ、セカンドパーティ、およびサードパーティのデータで構成可能です。そしてこれらのデータを分析し、他のアドテクシステム (主にDSP) へ配信することで、プログラマティック広告の売買を可能にします。DMPの目的は、セールスファネルへのより多くのリードを生み出すために、ファネル最上部のターゲティングからブランドがより多くの訪問者をWebサイトに誘導することです。DMPの例としては、Salesforce KruxやOracle Bluekaiなどがあります。

なぜ今CDPが注目されているのか?
DMPは、Web上のデジタル行動を理解するために形成されました。そして、本質的にDSPなどのサードパーティCookieを利用する他のテクノロジーと通信するように設計されています。マーケティングクラウドで顧客獲得後、DMPはインテグレータとID照合ツールの役割を担おうとしました。しかし、サードパーティCookieしか管理できないため、真のID照合を実現できずに、複数のチャネルやツールにまたがるデータを効率的にアクティベーションできませんでした。

CDPの参入
真のID照合には、複数の識別子を1つのプロファイルに一元化し、すべての顧客データソースからデータを取り込む機能が必要です。そのため、DMPだけでは不可能なことを実現するために、CDPがこの分野に参入しました。グローバルな個人情報保護規制の高まりに伴い、顧客のシングルカスタマ―ビューと、そのシングルビューの保管が企業の最優先事項になっています。

CDPとDMPの主な違い

DMP CDP
主な違い

本質的に匿名

特定の人物に絞ってID照合を行います

ID 管理 プラットフォームに実装されており、サードパーティ識別子の保管に制限されます プラットフォームに実装されており、個人に関連付けられたすべての識別子を保管および維持できます
ビジターマッチング 確率識別子に大きく依存します 確定識別子に基づきます
データの取り込み オフラインとデジタルの両方でデータ取り込みが可能ですが、データ取り込み前にDMP内のサードパーティ識別子と予め照合されている必要があります CDPで以前のデータと照合を必要とせずに、オンラインとオフラインの両方のデータを取り込むことができます
データのエンリッチ化 サードパーティデータブレンディングおよび/または類似モデリングに基づきます プラットフォームで取得および関連付けられたファーストパーティデータセットに基づき、サードパーティデータセットで増強できます
データ アクティベーション 主に他のサードパーティベースのアドテクプラットフォーム 訪問者識別子に基づくすべてのツールとチャネル

より良い協力関係:CDPとDMPの連携方法
CDPとDMPについて語る場合、それぞれのソリューションをどちらか一方の能力で考えるのではなく、マーテクスタック内で互いに補完しあう2つのソリューションとして考えることが重要です。

上述したデータの取り込みとID照合の性質により、CDPは顧客データに関する信頼できる唯一の情報源となるのに適しています。すべてのタッチポイントにおける行動を正しく理解するには、CDPでデータを分析およびモデル化する必要があります。CDPは、DMPを含むすべてのツールへの顧客データオーケストレーションのポイントとなるべきです。

CDPからの詳細なインサイトを利用してDMPを使用すると、より良い類似オーディエンスが作成され、エンゲージメントが向上し、最終的にはマーケティングスタック全体のROIが向上します。

ファーストパーティ、セカンドパーティ、サードパーティデータとは?
ファーストパーティデータは、デジタル資産または顧客データが保存されている場所から、組織が顧客基盤から直接収集したデータです。

セカンドパーティデータは、貴社の組織と直接共有された別の組織のファーストパーティデータです。

サードパーティデータは、データが収集されている顧客と直接の関係を持たない事業者が収集した情報です。多くの場合、サードパーティデータはさまざまなWebサイトやプラットフォーム上で生成され、DMPなどのサードパーティデータプロバイダによって集約されます。

Cookieとは?
Cookie (Web用語) は、顧客がWebサイトにアクセスした後、ブラウザに保存される情報データで、顧客の好みや行動が記憶され将来のリクエストやインタラクションに使用されます。

ファーストパーティCookieは、ファーストパーティデータを収集するために使用されます。ファーストパーティCookieは、設定したドメインからのみアクセスできるため、異なるドメイン間でのアクセスはできません。

セカンドパーティCookieというのは存在しません。セカンドパーティデータは、ファーストパーティCookieによって収集されます。

サードパーティCookieは、訪問者が現在閲覧しているドメインと異なるドメインによって設定されます。サードパーティCookieの性質上、異なるドメイン間でデータを収集することができますが、現在閲覧しているドメインからはアクセスできません。

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Topic: Customer Data Platforms
Product: AudienceStream Customer Data Platform