Tealium EventStream

顧客のイベントデータを収集し、配信するための統合されたAPIハブ

クライアントサイドかサーバーサイドデータ管理かの選択(または両方使用する場合)

イベントデータをクラウドから収集・配信することで、データ基盤を完成させ、データを一元化して必要な場所に送信します。イベントデータフレームワーク(英語)でTealium iQ Tag Managementと連携することで、包括的なクライアントサイドおよびサーバーサイドのプラットフォームを実現できます。

Tealium EventStream(開発者ドキュメント)は、モバイル、IoT、コネクテッドデバイス、あるいは効率性が重要なデスクトップやウェブに最適な軽量データの収集・配信ソリューションです。全てのクラウドベース(サーバーサイド)のデータを一元的に中央ハブで柔軟に収集し、データをオーケストレーションすることでより良い顧客体験を実現します。

EventStream 概要

あらゆる情報源からデータを収集
ウェブやモバイルデバイス、OTT、ビジネスシステムなど、どんなデータソースからでも簡単に追加できます。

リアルタイムなデータストリーム
イベントデータストリームをリアルタイムにフィルタリングし、モニタリングすることでデータフローを簡単に可視化します。

データ品質を改善するセットアップ
品質を監視し、システム間でタクソノミーを一元化するために、データを定義し増強します。

コネクターを使用してデータを送信
業界トップのTealium統合マーケットプレイスのEventStreamコネクターを使用して、流入するデータを直接アクティベートします。

Tealium EventStream の主な特徴

ユニバーサルデータ基盤の構築 – データは、クライアントサイド(ブラウザー)とクラウドベース(サーバーサイド)の2つの異なる方法で収集され、配信されます。これは、様々なデバイスやチャネルでデータが生じるため、企業はこれらの異なるチャネル全体で共通の基盤を構築する必要があるからです。EventStreamはTealium Customer Data Hubの一部であり、クラウド上で行われるデータ収集とアクティベーションにより、企業がデータサプライチェーン全体を管理できるようにします。

シンプルなインターフェースでデータサプライチェーンを柔軟に管理様々なソースからのデータ収集をクラウドで迅速かつ簡単にオーケストレートします。さらに、ボタンをクリックするだけでデータを統合できる簡単なツールを使って、すべてのテクノロジースタックを統合します。また、EventStream API Hubは、処理能力が限られるモバイルおよびコネクテッドデバイスでのデータ収集とアクティベーションにおいて、特に有効です。

チャネルを横断して簡単にデータをアクティベートティーリアムのインテグレーションマーケットプレイスには、クライアントサイドとクラウドデリバリーの双方について、広範なベンダーがあらかじめ登録されています。今後も多くのベンダーがクラウドデリバリーに対応予定でティーリアムはこれらをマーケットプレイスに追加すべく作業を行っています。各チームが必要なデータをいつでも利用できるようにして、組織全体の効率を最大化し、市場投入までの速度を速めます。

開発者リソースへの依存を削減 使いやすい、ポイント&クリックのインターフェーでデータソースを設定できます。マーケター、開発者、アナリスト向けにベンダー製品の実装を簡素化しつつ、堅牢かつ高品質なデータ収集・配信を可能にします。これによりデータアクセスが容易になり、運用の合理化ができます。

堅牢かつ軽量のデータ収集によりSDKを最小化 顧客は特にモバイルで、迅速で優れた顧客体験を期待しています。モバイルアプリはネットワーク使用量を最小限に抑えつつ、高速かつ安定した稼働が求められます。また同時にリアルタイムの指標を使い、アプリの利用方法とパフォーマンスを把握する必要があります。軽量のクライアントでは、これらのイベントを記録するベンダー特有のロジックをサーバーサイドで行い、ビジターのブラウザからベンダータグを取り除くことで、データ配信を合理化できます。また効率が重視されるデスクトップやウェブエクスペリエンスにとっても理想的だと言えます。

相関性のあるクリーンなデータセットによるビッグデータシステムの強化コストのかかる後処理の代わりに、ビッグデータのすべて、あるいはフィルタリング後の一部をリアルタイムに、様々なクラウドコンピューティングプラットフォームにストリーム配信します。Pub/Sub経由でGoogle Cloud、あるいはKinesisおよびSQS経由でAmazon Web Services、およびStreaming Analytics経由でMicrosoft Azureと統合し、カスタマーインタラクションデータをIaaS (Infrastructure-as-a-Service) アプリケーションに配信します。簡単な多数のインストールライブラリを使うことで、自分でプログラムを記述しなくても、デジタル資産とストリーミングソリューションを統合できます。

データをリアルタイムに活用モバイルデバイスの利用増加で、瞬時にレスポンスできる能力が重要になります。データがリアルタイムで活用できれば、最適なタイミングで顧客に対してアクションを起こすことが可能です。もし、データの入手に数時間、あるいは何日もかかるとしたら、顧客とつながる大事な機会を逃してしまうでしょう。

データセキュリティを最大化 ブラウザなど、予測不能または制御不能な環境から機密性の高いデータを保護します。EventStreamでは、データをクラウドで管理し、高度なセキュリティを維持できます。ティーリアムのクラウド基盤は最も厳格なセキュリティ要件を満たしています

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